アイス・ダイビングとは・・・



自然世界遺産の北海道の知床半島。オホーツク海に面し、大自然が手つかずのまま残された日本最後の秘境の地で、1年のうち、たった1ヶ月間しか経験出来ない贅沢かつ究極のダイビング。それがアイス(流氷)ダイビングです。

遠くシベリア大陸にある大河アムール川から大量の雪解け水(真水)がオホーツク海に流れ込み、その真水が海面の表層に広がり、塩分の少なくなった海水が氷り易くなり
流氷が発生します。それ以外にも、地理的要因や気候的要因など流氷が発生する条件が知床には揃っています。
知床は流氷の南限で、北緯50度の付近に流氷があるのは、世界的にも類を見ない非常に特殊な地帯となります。

アイスダイビングは、通常のダイビングと異なる外気温と水温マイナス2℃という条件のため、一見過酷なダイビングのようですが、その環境に見合った防寒対策と安全ダイビングのルール守ることで、快適に楽しむことができます。

水面を見上げると、様々な形で折り重なり水面に浮かぶ流氷、また氷を通して海中に差し込む太陽光が作り出す光のオーロラの世界は、アイスダイビングならではのダイナミックで神秘的なものです。そして、「クリオネ」に代表されるこの環境でしか出会えない流氷の生物達など、ひとたび海の中に足を踏み入れると、驚きと興奮でこの大自然に魅了されることでしょう。
アイス・ダイビングの魅力
流氷
オホーツク海のある北海道の道東は、流氷南限の地です。海一面に果てしなく広がる真っ白の流氷は、とても美しく見事な景観です。流氷は風や海流によって動くため、日々形が変わっていきます。その自然にできあがった造形を流氷の上と下で堪能できるのはダイバーの特権です。
水中景観
氷の下の水中景観は、とても不思議です。流氷は様々な形を変え、ダイバーの目を楽しませてくれます。光と影のバランスは自然でしか作れないものばかり。計算されていない自然の美しさを間近で体感でき、その圧倒的な迫力に感動することでしょう。
自然現象
流氷の海は淡水層と海水層があり、水温に若干の差があります。淡水層の方が寒く、海水層との境界線にはハモクライン(ケモクラインとも言う)ができ視界が急激に悪くなります。実は、世界でもハモクラインが見られる流氷の海は知床だけなのです。
流氷生物
流氷の下で生息している生物達は、個性豊かな生物ばかり。一番最初に思い浮かぶのが、流氷の天使「クリオネ」です。その他にも、「ミジンウキマイマイ」「ウミグモ」「ウリクラゲ」など。また、岩礁に生息しているイソギンチャクはカラフルで彩を添えています。
知床の生物層
知床半島は世界自然遺産に認定されるほど、海域と陸域の生物層が独特で希少価値の多いのが特徴です。エゾシカを見掛けことは普通で、キタキツネ、ヒグマ、トド、アザラシ、オジロワシなど多くの生物が生息しています。
アイス・ダイビング・ポイント
知床
ウトロ
知床半島は北海道東部、斜里町と羅臼町にまたがり、オホーツク海に長く突き出た半島です。2005年7月にユネスコの世界自然遺産として認定されました。
知床半島は、流氷がはぐくむ豊かな海洋生態系と陸域生態系の相互関係に類を見ない特徴があり、多種多様な生物が自然のままに生きていくことができます。絶滅危機に立たされている希少な動物もたくさん生息していることかが評価されています。
アルティチュード・ダイビングに必要な器材
寒冷地仕様レギュ
レーター
アイスダイビングに使用するレギュレーターは、寒冷地対応(エンバーラメントキット)のものに限ります。マイナスの水温に対応するため、作動箇所に冷水が浸入しないよう専用キットを組込みます。
ドライスーツ ドライスーツが進化を遂げ、一般ダイバーでも氷の下で快適かつ安全にダイビングができるようになったと言っても過言ではないでしょう。それだけ重要な器材なのです。ドライスーツの生地の厚さと専用インナーで温度調整をはかります。
ドライフード ドライスーツ同様、快適に潜るためには必要な装備です。頭と顔を保護保温し、できるだけ直接冷水に触れないように全体を覆います。
普段使っているフードでも使用は不可能ではないですが、やはり専用のドライフードの方が快適でしょう。
ドライ
グローブ
氷の下で潜るために専用のグローブも必要になります。冷水の浸入を防ぎ指がかじかまないよう保護します。
専用
インナー
ドライスーツ専用インナーは、ドライスーツの中で汗を掻いても外に放出する機能を持っています。生地の厚さは選べるので、ドライスーツと合わせて調整をしていきます。
水中ライト 氷の下は光が閉ざされ、氷の厚さで水中に差し込む光量が変わります。氷が厚い場所では光が入ってこない場合もあるので、比較的光量の多いライトは必携です。また、流氷生物を観察するにも必要となります。
ダイバー
ナイフ
氷の下は閉鎖的な環境です。水中拘束にあったときに安全に脱出するためのに必要な道具となるので、ナイフは必ず携帯します。
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